看護師の転職、面接での自己PR、長所短所の答え方事例

はじめに

面接が転職活動で一番緊張します。
自分の先輩になる人からの「志望動機」、「長所や短所」など思いもよらない面接に固まってしまう事もありますね。
面接で失敗しないように練習をすることも必要です。
今回は看護師の面接で言葉の伝え方や話の内容について紹介していきます。

長所短所を聞く理由

面接官がなぜ面接で長所と短所を質問するのか考えたことはありますか。
看護師の面接でも当然、長所と短所の話になります。
当院で働きたい看護師の「客観性」、「性格」、「適応力」などがあてはまるのか、確認するためです。
1つ目は客観性です。
長所と短所を考えることで、客観的に自分の性格を分析することが出来るためです。
改めて、長所と短所を見つめることで、より長所を伸ばして、短所を改善する努力や構想を起こす事ができます。
転職者が当院で看護師として成長できる材料として判断できる質問だと思います。
もう一度看護師として、たくさんの患者様と接したときに、自分の性格を客観的に見つめなおすことが可能になります。
2つ目は性格です。
面接官は看護師の性格をテストや履歴書で判断できません。
面接を通して長所と短所を聞くことで、転職者の本質を知るためです。
看護師の考え方や性格は実際に会話をしないとわからない部分が多いためです。
3つ目は適応力です。
会社で働く場合は、会社と転職者の能力が合致しなければいけません。
長所や短所を聞くことで、会社の方針に合う人材なのか把握したいためです。

長所の伝え方

ここでは面接のときに長所を上手に伝える方法を紹介していきます。
まず1つ目は、内容を組み立てて話すことです。
話し方は簡単です。
結論、根拠、長所の順番に話を進めていくことで、面接官も転職者の長所を聞き入ってくれます。
例えば「結論」長所は人一倍真面目な性格です。
「根拠」約束の時間に遅れることはありません。
自分で生活習慣を決め、自分ルールを決めて、徹底して行っています。
「長所の活かし方は」当然ですが、仕事を真面目に行っており、時間管理を行っているため会議などには遅れたことはありません。
会議が行われる時間を逆算して1日の行動スケジュールを作成し、自分の行動管理をしっかりすることができました。
スケジュールの関係で多少ずれることもありましたが、自分で決めた時間管理通りしっかり行動できるように時間調整を行ってきました。
これからも時間をしっかり守り、自分に厳しく行動していきたいと思います。
しっかり、時間を守って行動することを印象付けることが出来る話し方です。
2つ目は自分自身の事を分析できているのかです。
自分を客観的に分析できているのか、仕事に適性があるのか、相手の意図をくみ取って上手に長所を伝えます。
長所がうまく表現できていないと、面接官は「もし、仕事が合わないときはすぐにやめてしまうかもしれない」と考えます。
自分の長所を把握してしっかりと、次につなげることが重要です。
特に看護師の場合は、正確性を求められます。
命を預かっている職場なので真面目な性格や几帳面な性格の方が好まれます。
自分が話す長所は根拠が伴っていないのではと、面接官が思うかもしれません。
主観が先行して長所を話しているので自分が思っているだけではと思われないようにエピソードを作って、文章にしてから面接に挑みましょう。
内科系の看護師が外科系の病院に面接を受けても適性がないと判断されてしまう可能性が高いのできちんと自己を分析して行動していきましょう。
3つ目は長所を人間性と絡めてアピールすることです。
面接官は長所を聞くことで当院が求めている人材か、一緒に仕事をしているイメージが湧くのかを判断していきます。
勘違いしてはいけませんが、自分の性格の良いところだけをアピールする場ではありません。
上手な長所の伝え方は、転職者が、当院に加わることで仕事に対するメリットを伝えることです。
もし「気配りできること」が長所ならば、毎日患者様の顔を見ながら悩み事を聞いたり、顔色を見て体調管理の変化に敏感な点を伝えると、面接官には穏やかな仕事ぶりをイメージさせ、長所をわかりやすく伝えることが可能になります。
4つ目は伝えたいことを端的に伝えることです。
面接官に転職者の長所を長く話をしても伝わりません。
実は会話で負担がなく聞ける時間は「3分」だと言われています。
どうしても、この病院で働きたいからと、つい長所を力説してしまいがちですが、実は逆効果なのです。
伝えたいことはたくさんあると思いますが、一つにまとめて端的に長所を伝えてみましょう。
端的に伝えることが相手に伝わる最大のコツなのです。

短所の伝え方

短所の上手な伝え方は「自分の短所を見つめなおし、どのように改善していくのか」を伝えるようにしましょう。
長所だけ質問されれば御の字ですが、長所と短所を合わせて聞かれることが多いです。
短所だけを伝えてしまうと面接官は「この方は会社になじめるのか」、「人間関係大丈夫なのかな」など心配されてしまう事もあります。
短所だけでなく自分がどうするのかも合わせて伝えれば面接官の印象も変わります。
転職者が短所を自覚することで、自分への課題から逃げ出すことがなくポジティブに考えてくことを十分アピールすることができます。
ポジティブな考え方は看護師には特に重要で、人と人とのかかわりあいの仕事には一番重要な点だと感じます。
中には「短所はありません」と面接で答える人もいますが、短所がない人間は世の中に多くはいません。
面接官は「短所を見ることが出来ない」や「自己分析できる能力がない」と判断されてしまい評価は落ちてしまいます。
評価が落ちないように無理にでも、自分を見つめなおすことが必要になります。
自分の短所が「頑固」だった場合は、頑固であるために視野や考え方が狭まることが多かったです。
しかし自分の「頑固」な一面を再認識し改善するには、心の中で一歩下がり視野を広げるようにしたことや、相手の考え方を取り入れてみようなど改善策がどんどん頭の中に浮かぶようになります。
自分がどう変わりたいのかを是非アピールしていてください。
もし、自分の短所が見つけられない場合は、短所を聞いてみましょう。
自己分析が苦手な方は他己分析してもらいましょう。
自分ではわからなかった、自分の短所を見つけることが出来るかもしれません。
短所が分かる知り合いは長所もわかってくれています。
知り合いの言葉をヒントにして自分自身を見つめなおすいい機会にしていきたいですね。

長所短所がセットになっていると話がスムーズに

短所は長所の裏返しが多いです。
例えば「長所は気が利くこと」だと相手の行動一つにしても、細かいサポートができる印象を与えますが、短所は「人が良すぎて利用されてしまう」事です。
本人は、「お菓子が無くなってきたから買ってきてあげよう」と思って善意で買い物に出かけても、相手は「気が利くから買いに行くだろう」としか思わないことです。
今までの感じたエピソードをつなげると上手なストーリーがうまれます。
長所と短所を上手に組み合わせることで長所の結論を活かし方に、短所の結論を向き合い方をして自己分析がしっかりできていることをアピールしていきましょう。

実際のエピソードもまとめるとわかりやすい

面接では実際のエピソードを伝えると考え方が伝わりやすいと思います。
例えば、小さいころから、姉妹でテニスやゲームをしたり、友達とテストの点数を競ったりと、常に競争意識があり、例え遊びでも負けてしまうと、「次は必ず勝つ」と思うほど頑固者でした。
友達が文武両道で成績が良くなれば、自分も負けずに文武両道を目指し部活と勉強に日々費やしました。
中途半端に挫折したくない気持ちが強く、負けない気持ちが学力テストで常に3位以内の成績を出すことが出来ました。
社会人になっても負けたくない気持ちを持ち続け、知らない分野の勉強に取り組みたいです。
と過去の体験を話してみましょう。
一見、頑固者で扱いにくいイメージを持たれそうですが、実は「負けず嫌いで、困難な状況でも結果を出せる力がある」と面接官から好感を持ってもらうことで、プラス人材だと判断されて入社できることも多いです。

嘘をつく必要があるか

面接で思う言葉がなく嘘をついてしまうケースもあります。
どうしても働きたい病院なので自分をよく見せたいと思う人もいます。
しかし、看護師の経験に嘘をついてまで面接の選考がすすんでも、いつか嘘はバレてしまいます。
面接のときにウソがばれて不採用になる場合も良くありませんが、入社してから嘘がバレてしまった場合は、最悪退職になってしまう事もあります。
面接官は転職者が嘘をついていることはわかりませんので、言われたことを信じて配置を考えます。
配置先で何もできずに嘘だとわかった時には信頼はなくなっています。
情報社会なのでどこから嘘が発覚するのか分かりません。
嘘を突き通し続けるほどストレスはたまっていきます。
嘘をつく必要は全くありません。
堂々と自分の本当の姿を言葉にして面接に挑みましょう。

面接対策はエージェントで

実は転職エージェントで面接の対策を行ってくれます。
面接対策は自分で行うのが基本ですが、中には自信がない転職者も多いです。
特に各病院から引く手あまたな看護師でも面接には不慣れなもの。
ここではエージェントの面接対策のポイントを紹介していきます。
転職者の面接回答が不安な場合もアドバイスをしてくれます。
志望動機や転職の理由など、もう少し改善したい場合はメールで添削をお願いいしてみましょう。
また、久しぶりの面接で自信がない方は転職エージェントが定期的に開催している、面接対策セミナーに参加する方法も一つです。
セミナーだけでは心配な方には、模擬面接を行いしっかりアドバイスを行っているエージェントも多いので、一度自分で面接の練習を行ってから挑むと、より効果的です。
自分の長所や短所が分かっていても上手に伝わらなければ意味がありません。
看護師もコミュニケーションが特に必要な職業なので伝えることは大切です。
面接が不安な場合は、知り合いや、エージェントに見てもらうのが一番の解決策です。
面接で上手に自分を表現できるように鏡に向かってひたすら練習していきましょう。

今なら転職祝い金35万円、おすすめエージェント

★転職支援金が最大35万円が貰える
全国対応、高額案件も
業界最多の求人数、3万件以上

この記事を読んだ人はこんな記事を読んでいます

看護師転職、ハローワークで行うメリット、デメリットは?
看護師も残業代をもらえる、労働基準法とみなし残業の注意点

  • ランキング

Fatal error: Uncaught Error: Call to undefined method Error::shutdown_handler() in /home/users/0/oshin333/web/corp/kuchicole.jp/fuel/core/bootstrap.php:77 Stack trace: #0 [internal function]: {closure}() #1 {main} thrown in /home/users/0/oshin333/web/corp/kuchicole.jp/fuel/core/bootstrap.php on line 77